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MAMA INTERVIEW

林佳子さん
絵本コーディネーター

絵本があるこどもとの暮らし

> 「はらだこどもクリニック」
昨年オープンした大阪市西区の「はらだこどもクリニック」。
待合室に約300冊もの絵本がある、ちょっと珍しい小児科です。
しかも、とてもキュートにディスプレイされていて、まるで絵本が「読んでみて!」と語りかけてくるような本棚に、自然と注目が集まります。
診察待ちの間に絵本を楽しむ親子の姿も多いのだとか。

こちらの絵本の選書・ディスプレイを担当しているのが、いろどりずむさんです。
> 絵本と出会って、こどもとの暮らしが楽しく!
出産前まではイベント関係の仕事をしていましたが、出産を機に退職しました。
娘を出産し、初めての育児に無我夢中の毎日が始まり、ただただ、赤ちゃんのお世話に明け暮れる生活に、こどもはとてもかわいかったけれど、次第にストレスもたまりがちに…。

娘が1歳になった頃、ご近所にあった絵本文庫(有志の方がご自宅を開放しておはなし会を開いたり絵本を貸し出す、プチ図書館のようなもの)を訪れたのがきっかけで、まだ物語を理解出来ない小さなこどもでも楽しめる絵本がたくさんある事を初めて知りました。
もともと私自身読書が好きだった事もあり、それからは、娘の好きそうな絵本を寝る前に読むのが習慣に。図書館に行っては、かばんいっぱいに借りて、読んであげる日々でした。

そうしていくうちに、私自身が“絵本があるこどもとの暮らし“の楽しさに目覚めます。
道ばたに手袋が落ちていれば、ロシア民話の「てぶくろ」というお話を思い出して「ねずみさんたちが住んでいるのかな?」と、こどもと一緒に想像したり、「こぐまちゃんのほっとけーき」を読んで、ホットケーキをこどもと一緒に焼いたり…。
そういう事をしている時は、自分もこども時代に還ったような気持ちでした。「こどもがいるから、何にも出来ない…」と考えがちでしたが「こどもがいるから、こんな楽しい経験をもう一度させてもらえる!」という想いに変わり、こどもとの生活がもっと楽しくなっていました。

> みんなで、絵本を
ちょうどその頃、私の尊敬する詩人の方が「幼少期に絵本を読み聞かせる事は、こどもの心の栄養になっていく」と書かれた記事を読み、「そんなにいい事なら、みんなで絵本の読み聞かせを楽しめることをやりたい」と思い立ち、周囲のママ友に声をかけ、おはなし会(絵本の読み聞かせの会)を立ち上げました。
 公園で、スイカがおいしそうに描かれた紙芝居を読んだ後、みんなでスイカを食べる「青空おはなし会」や、森で「あかずきん」のペープサートを演じた後、あかずきんちゃんのロールプレイングをしたりと、こども達と一緒に、絵本の世界を旅するように、7年間とことん楽しみました。

また、平行して、ファミリー向けのイベントで、絵本に出てくるスイーツを食べられる絵本カフェを出店したり、地域のフリーマガジンの「絵本の読み聞かせ」特集の企画・編集に携わったりと、絵本を通してフィールドがどんどん広がっていったのもこの頃でした。

> 絵本と親子を結ぶお仕事 
2年前、大阪に転居したのをきっかけに、「絵本に関わる仕事がしたい」と模索していたところ、オープンを間近に控えたはらだこどもクリニックの院長先生から「幼いこどもにとって、絵本はとても大切だと考えている。待合室を絵本と出会う場としても活用したいので、選書をお願いしたい」と願ってもないお話を頂きました。

「見た人が、こどもに絵本を読んであげたくなるディスプレイ」を目ざし、試行錯誤の末「クリニックの本棚にこびとが住んでいて、こどもたちが読みたくなるように夜中こっそりと並べてくれている」というオリジナルストーリーをもとに、ディズプレイデザインをしていきました。

その後、クリニックのHP内のブログも担当させて頂く事になり、本棚のこびとたちのサイドストーリーや、おすすめ絵本情報はもちろんのこと、絵本カフェなどの絵本スポットや、図書館・書店で開催されているおはなし会を独自に取材に行き、その様子をご紹介したりと、絵本をより楽しめる情報を発信中です。


私には、書店で働いた経験や、司書の資格がある訳ではありません。ただ、こどもとの生活をもっと楽しくしてくれた絵本が大好きになり、周囲の人々にも絵本を通じて楽しんでもらいたい…という気持ちで絵本に関わる事をしているうちに、様々なスキルも磨く事が出来、結果、全てが今の仕事に結びついているのを実感しています。

> 「いろとりずむ」名前の由来
「いろどりずむ」という名前は、「絵本で親子の暮らしを楽しくいろどる」活動をしていこうという願いを込めてつけました。

絵本を読まなくてもこどもは育ちますが、絵本には、こどもとの暮らしをさらに楽しくするチカラがあると感じます。また、こどもが成長した時、本の世界を自由に旅することが出来るようになる為にも、絵本に慣れ親しむのは大事なことだと考えています。
現在、クリニック主催のおはなし会を企画中。親子と絵本が出会う場を提供出来るよう、これからも活動を展開していきます。



はらだこどもクリニック presents 絵本ブログ「本棚のこびとたち」
http://harada-kodomo-clinic.com/hondana/

☆Facebookで「お子さんの最近お気に入りの絵本は? 」という投稿を募集中。
お子さんとの幸せな絵本の時間をみんなで共有しませんか?

Facebookアドレス http://www.facebook.com/pages/本棚のこびとたち/562898097086498

林佳子さん絵本コーディネーター

いろどりずむ 福岡県出身
大学卒業後、アパレルメーカー、イベント会社勤務を経て、出産の為退職。
絵本コーディネーターとして、はらだこどもクリニックの絵本ディスプレイを手がける。
一姫二太郎の母。

その他のインタビュー

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