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MAMA INTERVIEW

宮尾 智美さん
『アフタースクールにじのいえ』経営

働くママ達が安心して預けられる保育室

> 仕事と育児の両立に葛藤する日々
社会教育団体で16年間、組織内の幼稚園や保育園で0歳から就学前の子どもたちの保育や運営責任者として管理、認可園の立ち上げなども担当していました。また、学生時代に水泳をしていたこともあり、20代の頃は、小学生や幼児の水泳クラスや体育クラスも担当していました。

自分ではずっとその職場で仕事を続けると思っていたのですが、子どもが生まれて育児をしながらの仕事は想像以上にたいへんで、私自身も仕事と育児の両立に常に葛藤する毎日でした。長時間勤務の毎日で幼い我が子と過ごす時間が圧倒的に少なく、子どもに負担を強いながら頑張っても、組織の中で評価されない現実に、心も体も悲鳴を上げていました。そんな状況が数年続き、限界を感じました。
これからは自分の人生を大切にしよう、子どもや、家族との時間を大切にしようと思いました。
そして、これまでの自分の経験を活かし、自分と同じように子育ても仕事も頑張っている地域の働くママたちの力になりたいと強く思いました。
> 働くママって大変
今の仕事を始めたきっかけは、周りの働くお母さんの声でした
『アフタースクールにじのいえ』を開設する前、私自身も娘二人を保育園に預けながらフルタイム勤務をしていましたが、「学童に入れなくて仕事を辞めた」という小学生のお子さんがいるママたちの声を聞いたとき、とても驚きました。子どもが小学生になっても、「働くママって大変なんだな」と痛感しました。それは、決して他人事ではありませんでした。当時、高槻市は公設公営の学童保育室しかない状況だったので、働くママたちの選択肢が非常に少ない状況でした。子どもが学童に入れなければ、ママが仕事をやめないといけないなんて、とても残念なことだと思いました。
> 学童に入れなければ仕事を辞めなくてはいけない状況を変えたい!!
働くママたちが安心して仕事を続けられる学童保育室とはどんなだろう?と考えました。
手作り昼食のサービスがあったり、いざというときには夕食が出たり、20時まで延長もあったりしたら、自分のようなフルタイム勤務の働くママは安心だろうなと思いました。
働くママが余裕をもって仕事と育児を楽しめるようにサポートしたい。育児をしていても仕事を続けることがきるようにサポートしたい。そして、子どもたちが家庭的な環境の中、ほっとできるような、そして「楽しい!明日も来たい」と思える学童保育室を作りたいと思いました。
それから起業に向けて勉強し、物件を探し、スタッフを集め、どんどん行動していきました。
そして、2016年4月『アフタースクールにじのいえ』を開設しました。
最初は心配していた家族も、実際に動いて形になっていく姿を見て、私の事を応援してくれるようになりました。今は毎日が本当に楽しく、笑っていることが多いなと感じます。
> 子どもたちの笑顔が醍醐味!
子どもたちの笑顔を見れることはとても魅力です。
そして、小学生とは言えまだまだどの子もとってもかわいく、みんなそれぞれにいいところがあります。
子どもたちから教わることも多いですし、子どもたちの成長を間近で見ることもできます。
特に心の成長を感じた時が一番うれしいです。
毎日同じことは起こらず、小さなエピソードは日々あります。
印象深かったのは、新しく入ってきた1年生同士がけんかをしていた時に、3年生や4年生の子どもたちが、間に入り、お互いの言い分を聞いてあげ、「どうしたらいいか?」を一緒に考えて、解決するまで導いてくれたということです。
今までなら、自分たちがけんかしたら、私たち大人に助けを求めてきていた子どもたちが、大人の力を借りず、自分たちの力で、1年生をなだめ、話をし、一緒に考えるという、普段私たちがしているような関りをしていた姿に、とても感動しました。子どもたちって、日々みんなで過ごしていく中で、こうやって成長していくんだなと感じました。
また、『にじのいえ』は、1年生から6年生まで通うことができる学童保育室なので、その子の成長をずっと見ていけるところ、ママ、パパたちに「ありがとう」という言葉を毎日かけてもらえるので、自分のしていることが、”誰かの役に立っている”、”感謝されることに繋がっている”という実感をダイレクトに感られるところも醍醐味です。
> ずっと変わらない心地よい場所でありたい
『アフタースクールにじのいえ』は2018年4月で3年目に入りました。
子どもたちも増えてとってもにぎやかになりました。外部講師によるプログラムやおけいこ教室も、随分充実してきましたが、今年は、色々なプログラムを安定させ、今後も継続して実施していけるようにしたいと思っています。まだ3年目なので、この先5年、10年と、『にじのいえ』が子どもたちの居場所であれるように、大切にしていることは、これからもずっと変わらず、続けていきたいなと思っています。そして、今いる子どもたちが、中学生や、高校生、そして大人になってからも、ふらっと帰ってこられるような心地よい場所でありたいなと思っています。

一度きりの人生、自分の人生は自分のもの、後悔のないように生きていけるといいなと思います。
「何かしたい」と思う気持ちがあれば、一歩踏み出し、小さなことでも、行動していけば、少しずつ変わり始めます。

宮尾 智美さん『アフタースクールにじのいえ』経営

1976年生まれ。
関西学院大学社会学部卒業
保育士免許・放課後児童支援員認定資格・社会福祉施設長資格・L.S.F.A children’s(乳幼児応急手当)資格を取得。
趣味はピアノ、特技はシンクロナイズドスイミング(ジュニアオリンピックチーム競技優勝経験あり)。
大学卒業後は社会教育団体で16年間総合職として勤務。
2016年4月高槻市承認第一号民間学童保育室「NPO法人アフタースクールにじのいえ」を開設。
二人の娘を持つ母でもある。
アフタースクールにじのいえ http://nijino-ie.org/

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